古はがきのページ

日本のはがきは、1873年(明治6年)に初めて発行された「紅枠はがき」が最初である。切手の発行は1871年であるから2年遅れである。手彫りの桜切手の図柄が印刷され、郵便料金は市内が半銭、市外が1銭だった。当然ながらこの辺のはがきは持っていません。

古はがき保有リスト(2004.6.20更新) ←複数あるものは一番古い消印と一番新しい消印を示す

【分類】

はがきの表面の図柄で大きく分類し、さらに額面や特徴により分類名称をつけます。

【歴史】

昔のはがきは、右から左に「きかは便郵」と記載され、途中(昭和8年2月)から濁点がついた「きがは便郵」に変わり、戦後(昭和22年5月)に現行のように左から右に「郵便はがき」と記載されるようになった。

1種類のはがきの流通期間には、10年程続く場合もあるが、郵便料金の改定により額面や図柄が変更されると、極端に短いものがある。例えば、紐枠はがき(1898年12月)の場合、発行4ヶ月後に料金が改定されその2ヶ月後に新しいはがきが発行されている。戦後の桜はがき(5銭:1946年7月20日)は発行後5日目に料金が改定され、その1ヵ月後に額面改定された新しいはがきが発行された。はがきの在庫があるとそのまま売られるので追加切手を貼ったり、料金別収納の消印を押して使用された。

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